シンコ  

新子

和食材料

シンコ(新子)はコハダの幼魚。
6~7月の期間限定、初夏だけに味わえる味覚です。

その旨さは折り紙つきで、寿司好きにたまらないネタ。
自分も大好きで、夏が楽しみなほどです。

築地 大野水産さんが詳しく説明なさってますので紹介します


蒸し暑い夏場に酢で締めた新子の握り寿司はファンが多いのではないでしょうか。新子は蒸し暑さを吹飛ばしてくれる清涼剤のようなもの。

一年物のこはだの幼魚は7~8月頃から入荷し始め9月になると大きくなってしまう為 「新子」という特別な名が冠されました。

小型なので脂がそれほど乗っているわけではありませんが、パサパサ感がなく酢で締めているのに甘味をほのかに感じてしまう味わいは、江戸前寿司では季節物で貴重品。

江戸っ子に「新子を食べなければ夏を越せない!」と言われただけのことがあるのかもしれません!

今年は7月に初物が入荷した新子。 初物はkg10万円を切りそれほど高値とは言えなかったのですが、その後はそこそこの値段を保ち続けなかなか相場が下がりませんでした。

大きさも小指よりも小さいほどのサイズで、仕込みの手間を考えると気が遠くなってしまいそうです。 この大きさだとお寿司1貫で3枚~4枚はつけるので食べる時はあっという間ですから、寿司屋泣かせの魚」でしょう。

この新子も8月に入り、握り寿司1貫に2枚程度の大野の好きな大きさになってきました。

あっという間に大きくなってしまう新子だけに、お盆休み前がちょうどいいタイミングです。

ひと月前はプロの寿司屋さんでさえ音を上げると言われましたが、このサイズならばこちらで開いてお届けすることが出来ます。 大野も先週末に楽しませてもらいました。

よく水洗いをした後、濃い目の塩水に10分ほどつけ、あとは酢で2~3分ほど締めるだけで、美味しい「新子」を堪能することができます!

この新子の締め具合は好みですから自分の味を見つけるように時間を色々調整してみるのも楽しみ方のひとつですね。 尾を取り包丁で切り付け山葵醤油でどうぞ。

お酒やビールも合うのですが、大野はご飯と一緒に食べるのが好み。箸で一つまみしたご飯の上に締めた新子を乗せるとお寿司を食べている気分!酒のつまみにもなるし涼しげな味が蒸し暑さを吹飛ばしてくれます!


新子 築地 大野水産








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