イワノリ  

岩海苔

和食材料

岩海苔とは「うっぷるいのり」を指しています

他にクロノリなどを含めた総称ですが、「出雲海苔」として有名な島根県「十六島(うっぷるい)地方が主産地ですからこの名がつきました。

現在【岩海苔】と呼んでもよいモノは天然物だけです。養殖物は他の表記をしなければいけません。

日本海各地で採取されますが、量は少なく、ほとんどが佃煮や板海苔に加工されます。

生はその性質上流通に無理があります(近年は冷凍品もあります)が、海苔の香りと旨味に優れていますので、乾燥品を是非使ってほしいものです。


「十六島紫菜」という表記が許されるのは、限られた地域でとれた十六島海苔だけです。

出雲市十六島町産の天然岩のりを、手で摘み取り、台に貼りつけ成形し、陰干ししました。両手で引っ張っても簡単には破れない程しっかりしており、布のような海苔です。硬そうですが、つゆにつけるとすぐにほぐれ、お雑煮では餅によく絡んで美味しいです。

プリプリの食感と香り、甘みと程よい塩気があります。強いコシと長い繊維を楽しむには、縦に裂いて召し上がるのがおすすめです。また加熱時間は短い方が、香りが飛ばないので良いと思います。お雑煮やお吸い物は、具材をお椀にいれ、熱い出汁を注いで召し上がって下さい。天ぷらにすると、海苔の塩気で天つゆいらずです。

古くは風土記にその名を残し、かつては税として納められていました。その頃から質の良い海苔として有名だったそうです。

荒波と強風が吹きつける真冬の日本海で、手で収穫されることから、「命がけでとる海苔」とテレビで紹介された事もあります。貴重な天然海苔は、摘みとりから出荷までの全ての工程を手で行います。

しまねブランド


十六島海苔(うっぷるいのり)








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