カジキ  

梶木

和食材料

カジキ(梶木、舵木、旗魚):マカジキ科・メカジキ科

スズキ目であり、先の2科に4属あり、全部で11種になります。

食物連鎖ではマグロよりも上位になり、インド洋と太平洋に広く分布します(メカジキは全世界)

近海での漁獲は黒潮沿いに伊豆諸島あたりで夏から秋にかけて突きん棒で行われる他、マグロ延縄で随時漁獲されています。(まぐろ狙いの仕掛けにカジキも掛かる)

したがって近海物の出回り期は夏から秋になるのですが、美味なのは産卵に向かう真冬2月頃のカジキ。 この時期のマカジキは、マグロよりも美味かったりします。

しかし、近年はマカジキどころか、「しろかわ」や「くろかわ」さえも品薄であり、かろうじて【メカジキ】が出てるような感じになりました。
昔はメカジキ(めか)と言えば「照り焼き」か「フライ」というくらいで、主に加熱調理専用の「お惣菜魚」だったものです。

こういうのがそうですね。


メカジキ 切身

照り焼きや煮付けでとても美味しいですよ。

今ではこのメカを刺身やすしネタにもしているようですし、関東のスシ職人などはカジキを見向きもしないです。 加熱用のメカジキあたりをカジキだと思い込んでいるから余計にそうなるでしょう。

どちらにしても今はマグロ一色になってしまい、料理人さえカジキの刺身の美味さを知らない者が増えました。モノが出回らないので仕方がないんですけどね。

管理人は妙に脂が多い養殖のトロなんかよりも、マカジキ科の「真梶木」「白皮」「黒皮」の刺身が美味いと思います。(メカジキ科メカジキは除外)
アブラがあれば美味いってモンじゃありませんよ。
なかなか売ってませんが(笑)



真梶木カット








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