食用菊  

食用菊

和食材料

食用菊は独特の甘みと香りが特徴。
少量の酢を落とした湯でさっと茹でてから使用します。
刺し身のあしらいによく使う小菊は別としまして、大輪の花をつける延命楽と阿房宮があります。 延命楽は「もってのほか(もって菊)」と「かきのもと」。これはうす紫色。阿房宮は黄色です。山形産が多いですね。

『阿房宮』は当然不老長寿願望で有名な秦の始皇帝にちなむ名ですし、重陽の宴ですが、周の穆(ぼく)王時代から800年あまり経ってもなお少年の童顔であったという慈童が、魏の文帝に仙術を授けたのが始まりらしく、慈童は不老不死の長寿を菊から得た事にちなんで、文帝はこの日を花の盃としたのが事始。
遣隋・遣唐使たちからこれが日本に伝わったといいます。 菊の花と長寿への願いはそれだけ密接だって事ですね。 『延命楽』と言う言葉も、それに沿って付いたものでしょう。


食用菊は、古くから漢方薬に利用され、解熱作用や頭痛、めまい等の症状に効果がり、リラックス効果が高い。 自律神経を安定させる働きがあるということのようです。 これは、菊花の香りの成分テルペンが、イライラを取り除いてくれるためだと言われています。
このほかにも、菊の葉をしぼってマッサージすると、あかぎれやしもやけにも効果があるます。
アルカリ性の食品だから毎日食べ続けると、血管内のコレステロールを除去します。
固まった血液を溶かす働きがあるなど高血圧、狭心症、脳動脈硬化の予防にも効果があるといわれています。また、老人のボケ防止にも良いという話も…。 まさに食用菊は健康にぴったりのヘルシー食品です。
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食用菊



もって菊(もってぎく)紫色・黄色


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