【栗】丹波栗、銀寄、利平栗  

【栗】丹波栗、銀寄、利平栗

和食材料

クリは大きく分けて日本栗、中国栗(シナグリ)、ヨーロッパ栗の3種があります。(種類としては北半球におよそ12種類のクリがあります)

やや小粒ですが、「天津甘栗」で知られるように甘みが強い【シナグリ】は渋皮が剥きやすいこともあり、焼き栗など加工に使われることが多い。品質は河北省産のクリがもっとも良く、次に山東省産。日本への輸入は昔から河北省の栗が多いようです。

ヨーロッパ栗は、ヨーロッパ原産のもので中粒種が多い。イタリア栗、フランス栗。スペイン栗などが知られ、地中海沿岸での栽培が盛んなようです。渋皮は剥きやすく、マロングラッセや焼き栗などに使われています。

ニホングリ

【ニホングリ】は、北海道から九州にかけて日本の山野に自生する栗で縄文時代から食用にされていた【シバグリ】を、改良栽培したものです。

日本栗の最大の特徴は粒の大きさ。
それと、渋皮が剥きづらいことです。

北海道南部から九州鹿児島にかけてのほぼ全国で栽培されておりますが、主な産地は茨木、栃木、埼玉、岐阜、愛媛、熊本です。

品種としては、
【丹沢】【国見】【銀寄】【筑波】【紫峰】
早生~中生種(9月~10月上旬)

【石鎚】【岸根】
晩生種(10月上旬~)

他に【森早生】【有馬】【出雲】などが知られます

日本栗は全般的に大粒なのですが、なかでも「大グリ」で有名なのは京都の【丹波栗】です。丹波栗は品種名ではなく、丹波地方で栽培される栗全体を意味するブランド名です。



京都産 丹波栗(丹沢・筑波・銀寄・石鎚)


品種として料理人や菓子職人に好まれるのは【銀寄】でしょうね。
この栗の原産地は大阪の能勢町であり、江戸時代から評判の良い栗でした。9月の下旬から10月中旬に出回る中生種です。



愛媛産 銀寄


利平栗

リヘイグリは、日本栗と中国栗のF1です。
1950年に岐阜の土田健吉氏が種苗登録した栗。

果実が非常に大きく、22~25グラムもある大粒。
チュウゴクグリの「渋皮離れ」を引き継いでおり、他の渋皮を剥きやすいの特徴もあります。品質自体も銀寄に負けていないか上回る面もあるほど。



熊本産 利平栗


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