マル国家⑤

月は誰のモノ?

建国前後のマル子のドタマの中のイロイロ


ものごとには表と裏がある


>我が国は人類の【種】としての未来に対して、
高度な安全保障として機能し・・・


これを国家理念として掲げているが


自分の身を守れぬ者に他者を守る資格などありえない


我が国は国家として独立するかなり前から
超極秘で太陽系開発を推進してきた


終局的な技術である 質量抹消 により
極めて短期間で
小惑星群を資源化し
その資源を月面の無人工場で加工し
地球赤道上の軌道に送る


この方法が確立され
15万キロメートルの高さで聳え立つ
静止軌道エレベーター を 建設できた


そしてこの国は
月面からヘリウム3を採掘し
軌道エレベーターによってゼロに近いコストで地球に運び
核融合プラントと併せて
世界へ販売している


それだけでなく火星やガス巨星の衛星にまで
我々の開発拠点は存在している


しかし
地球には国際条約があり
地球外天体の領有が禁じられている


宇宙開発に手をつける段階でこの事実は熟慮した


極秘のうちに技術を確立し
済崩しに既成事実にしたところで


物理的に月に足跡を残したアメリカ
そのアメリカと同程度の宇宙開発史を持つロシア
近未来資源として月のヘリウム3が欲しくてたまらない
中国


これらを始めとした国々が
黙ってみているわけもなく
いずれ必ず
領有権の問題が持ち上がるに違いなく


領土問題が
戦争以外の方法で解決されない事は
歴史の必然である


宇宙開発は我が国の根幹でもあり
これなしには成り立たない


だが建国と同時に世界大戦を起こせない


   「時間かせぎ」 ではあるが
手は打っている


まず我々の本体は
先端技術を販売する多国籍企業であり
その本社機能をアメリカやユーロやアジアなどに分散


独立国家としての我が国とは
表向き切り離している事


その企業群が各国に深く浸透し
政治的な発言力を有している事


石油や石炭を燃料とした発電に
限界を迎えて来ていた
インドと中国に
これまでの半分以下のコストで
10倍のエネルギーを得られる 核融合発電 を
真っ先に格安で提供し
感謝されている事


近い将来必ず現在の化石燃料は限界がくるし
次は核融合を使わなければいけないが
その核融合はどの国もまったく成功してなくて
成功させるメドすらない事


そして欧米人には
本当の意味での アンチエイジング を
 「ちらつかせて」 いる事


そして環境ホルモンや産廃
核廃棄物などの
ゴミ を
格安で
地球環境にまったく影響を与えない方法で
処理してあげている事


これらの 「行い」 によって
地球市民には
我が国は攻撃の対象などにしてならない
そういう 意識 が着実に育っている


それでも


資源をめぐる争いは
絶対に起きると
最初から想定している


政治はシビアで 経済的欲求は良心を常に凌駕する
それが人類の本質だからである


電波による通信は対外的手段のみで
我々自身は「重力波通信」を行っている様に
エネルギー源に核融合を使用していない


真空から桁違いのエネルギーを引き出せるからである


しかしそのエネルギーを兵器に転用したりはしない
ほんのわずかで
地球の半分が消滅する可能性があるからである


そもそも兵器は必要ではない
質量抹消技術とは
物体の運動エネルギーをコントロール出来る技術でもある


モーメントを持たぬ兵器は地球上に存在しない
我が国に宣戦布告した国は
ピクリとも動かぬ自国の 最新兵器 に
翌日には茫然自失になるだろう


我が国が存続していくには
常に世界より
100年進んだ技術を維持しなければならない


ゆえに世界情報を把握すると同時に
情報の流失に完全な防御手段を持たねばならない


移民は基本的に受け入れるものの
国民には一定の 規則 を遵守してもらう必要がある


他国との 境界線 を明確にしておくということだ


しかし情報は必ず漏れると仮定しなければなるまい


この問題を回避できる答えは一つしかなく
国の構造設計の段階で組み込んである


「国民のほとんど誰も重要な情報を知らない」
すべてを知るのは閉回路の国家心臓部
すなわちマザー・ブレイン G・N・S のみ


このシステム以外ない


この国は将来的に世界の平和を
本当の意味で実現できる可能性を持つだろう


逆説的ではあるが
そのために 
米・露・中 が全軍をひきいて同時に攻撃してこようと
足元にも寄せ付けない絶対的な 力 が不可欠


完全な 差 があればこそ
未来が開けてくるはずだ


その先には国境線の解体がある


これらの観点にてらしてみて
太陽系開発は手離せない


月の資源は我々が独占している訳ではない
ただし
欲しかったら 自力 で取りに来なさい
自国の技術で開発なさい
このスタンスを守るべきであろう


これに対し
特にアメリカは軍事力行使を何度も
何度も 何度も 真剣に考慮し
実行しようとするだろう


そしていずれ悟ることになる
ロケットによる宇宙飛行が
時代遅れの幼稚な手段であり


その幼稚な技術から
一歩も進めない宇宙開発能力しかもたないこと


弾道核ミサイルやF22・F35なども
我が国には幼児の玩具でしかなく
科学技術の差が いかんともしがたい事を


いつかは必ず理解される日が来る
ワシ等は 
「ヒトラーの第三帝国」になりたいのではなく
戦争が地上から消えうせてしまうのが
唯一の望みであることを

2006年マル子

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする