花が真冬にどんどん咲くので大丈夫なのかと心配していたイチゴの「とちおとめ」
冬に摘花しすぎた影響で春に開花するのかどうか案じていました。
心配をよそにその後はわりと順調に育ち、4月に結実してくれました。
1月、狂い咲きの花が一段落して落ち着いた
3月、実に進化してくれそうな花が咲き始める
4月、着色が始まり早いものは熟している
4月前半頃、奄美にしては意外と気温が上がらないので油断していたら、昼間に太陽光線に葉が焼かれそうになり慌てて遮光ネットをして危機一髪という事もありましたが、総じて順調に育ちました。
まあ南国奄美大島でも「とちおとめ」は収穫できるということを自ら体験できました。
実が終わったらランナーで株を増殖して、翌年はもっと安定した収穫(バラツキのない)を目指します。1年目は色々勉強になったので2年目は結構うまくいきそうな予感がします※。
※収穫期に思ったこと
冬に狂い咲きしたと書きましたが、冬でも10℃以下にならない奄美の地なので、花が咲くのは当然だったのかも。要するに12月に収穫しようと思えば出来た。
問題は次の冬です。ご存知のように一季なり性品種は寒さにあたらないとうまく開花しません。この地の12~2月の平均気温はおよそ16℃で最低気温は10℃から11℃(直近20年統計)
冬でも10℃以下になる事がないとすれば、スモモの苗も栽培しているんですが、休眠打破がどうなのか未知数です。果たしてどうなるのか・・・
考えた結果「とちおとめ」は諦めて、それほど寒さを求めない四季なり性イチゴにチェンジしようかなと。
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