【奄美移住】奄美大島はIターン・Uターン者に暮らしやすい土地か?

奄美市の繁華街屋仁川 奄美大島で

Iターン・Uターン者にとって奄美が暮らしやすい場所かどうか。

先に結論を書いてしまうと、「暮らしやすいかそうでないかは、【人による】としか言いようがない」

そう思いますね。

良くなるか悪くなるか、それは個人の資質と運命によって決まるわけで、土地や環境が左右すると思うのはちょっと違うのでは。

どんな環境下でもハツラツしてる人もいるし、同じ環境なのにただ坂を転げ落ちるだけの人もいる。

個々人の性質や、その人の運というのは、人の数だけ全部違うし、「誰かがこうだったから自分もそうなる」は思い込みの最たるものです。

他人の事例などただの参考程度にしかなりません。いや寧ろなんの参考にもならないかも。他人と自分は決して同じ運命にはならないからです。

奄美へのUターン者

Uターンで定着する人のタイプ

1、自分自身に特別なスキルが有る、もしくはけっこうな資産がある。

2、奄美に地盤を持つ家族、人脈がある。分かりやすく言うと、実家にそれなりにお金や家屋敷があるか、その家族との繋がりは今でも太いか。地元に根付いた友人知人が多いか、ということですね。

Uターンしても後悔するタイプの人

1、上の2のような基盤が故郷に無い人、もしくはあまりにも長い間奄美を離れていて(数十年)、繋がりが薄れたか切れてしまっている人。

2、年齢が30歳を越えている。
40、50と齢を重ねるごとに転居困難度・就職難易度が増し、手持ち必要資金も嵩んでいきます。身軽な二十代までならたいした問題にはなりませんが。

結局は「ヒト、モノ、カネ」
シビアな話ですが、これが現実です。

奄美へのIターン者

過疎化が止まらない日本の地方で多くの自治体がやっているように、奄美でも行政による移住者・Iターン者へのいろいろなバックアップ(支援策)があるようです。

若い人・できれば若い子供連れ家族に移住して欲しいのでしょうね。特に奄美で起業してくれる人に対して手厚い支援があったりしますので、そういう気のある人は、奄美市のHPなどのチェックを忘れずに。

奄美大島で奄美市以外の自治体(龍郷町、大和村、宇検村、瀬戸内町)、奄美大島以外の離島(喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)は、それぞれの自治体HPを見て下さい。(奄美市以外は「鹿児島県大島郡⚫⚫町村」になります)

奄美で起業する場合

僕が知っているかぎりでは、Iターンして奄美で商いを始め、すかっり定着している人も結構います。

でも正直に言うと、それ以上に「いつの間にか奄美からいなくなってしまった」人の方が多いですね。

地元バーのマスターが言うには「この十年くらいでどんだけ個人事業とか店が潰れたかわからんど」と。

小さな商売やお店が起こっては消えの繰り返しで、もう記憶もできないわーという意味でしょう。

商売を始める人が陥りやすい罠は、「地元奄美の人を顧客にしよう」と考えてしまうこと。

それで長続きできる人は先程の「何かしらの才能があるか、広い繋がりをもつ人」だけです。もしくは膨大な資本金を用意できる人(ようするにお金持ちさん)。

日本の田舎はどこでも人脈(縦横上下斜めの繋がり)がすべてだし、人付き合いが濃厚で密な奄美は特にその傾向が強いのです。

奄美市の繁華街屋仁川

Iターン者が奄美に移住して商売を安定させるには、島で居住しながら島以外の日本や海外の人にモノやサービスを売る事で、それが理想です。

難しいでしょうが、その方向にしか先々の活路がありません。インターネットがありますから不可能ではないはずです。

地元奄美の顧客人脈を広げる事ができたとしても、先細っていく過疎の離島では10年後が見通せないし、どんな商売でも浮き沈みの激しさは相当なのもので、とくに少資本の小さな商売の永続性は低い。

狭い島内でのパイは小さく、外部にも収入源が無いと厳しいのです。

奄美で就職する場合

まず確実なのは奄美の給与水準では生活ができないということ。給料は安いけど家賃や物価は安くないからです。給料だけで食べていけると思わない方が無難。奄美に縁故者のいないIターン者は殊に厳しいでしょう。

地元民が言うには、
「奄美の基幹産業は役所と医療介護ちば。まともな給料もらっとるのは公務員と看護師だけ。大昔は選挙と土木だったけどや」

観光も大島紬もサトウキビも黒糖焼酎も、その経済規模は小さく「基幹産業」と呼べる程ではありません。やや大きいのは海運くらいですがこれは基幹産業ではない。

やはり一番規模が大きいのは上から降ってくる「税」です。公務員は言うに及ばず、医療も税金でなりたっているわけですから。税の使途は産業ではありませんが、そう呼ぶしかない日本の経済構造。


新築なった奄美市役所

新築なった奄美市役所

日本全国どの地域に行っても、そこで一番立派で大きな建物はヤッパリお役所。国際的巨大企業の本拠がひしめく裕福な自治体の庁舎ならともかく、少子高齢化・若年層流出・人工減少が止まらず、過疎化で赤字の自治体まで右へ倣えでハコだけはどこでも立派。それを誇らしいと感じる人もいるでしょうが、よく考えるとおかしな話ですね。


 

基幹産業は無いも同然なので、規模の小さな会社しかなく、当然のように給料は本土に比べて安いというわけです(お役人や特殊技能のある人は別として)

移住は、まず行動(直感を信じる)。その後熟慮と計画

それが現実とはいえ、トーンが重苦しくなってしまいましたけど、定住などの決意なんて最初からなく、なんとなく気軽に奄美に来て、安っすい給料でもそれなりにエンジョイしながら、そのまま居着いてしまった。そういう人が多いというのも、また現実。

上に書いた「定着できる人の条件」は、たんなる一般論でしかなく、そんなのを満たしていなくても定着できている人は沢山いるのです。(僕もそうです)

来てみて、駄目なら去るだけ
そのくらいのアバウトさも大事、というよりその方が良いのではないか。頭の中だけで色々シミュレーションしてつい考えすぎてしまい、結果的に動けなくなるよりは。

世の中は実際に行動してみないと分からない事だらけですから。

まず来てみる

奄美の海2

そして、奄美の自然や人に魅せられ、「住みたい」という気持ちになったなら、それから詳細を計画すればいいんですよ。

人間は各人各様です。移住に成功している人は参考にはなるが、その人と同じように成功すると思うのは甘い。

自分に合った計画を練り、実行する。それで馴染めたならそれで良いし、駄目だった場合もきちんと想定しておき、その時のオプションを組み立てておくのも大事ですよ

 

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